アドセンス審査合格後にやるべき【4つ】のこと

無事アドセンス審査に合格したら、以下の4つのことをやっていきましょう!

少々数が多くて大変だとは思いますが、一度済ませてしまえばOKですので一つずつやっていきましょう。

1.アドセンスとアナリティクス(GA4)を連携する

アドセンスとアナリティクス(GA4)を連携させておくとアナリティクス上から、アドセンスの数値を細かく見ることができるようになります。

こちらは5分程度でできますので、すぐにやっておきましょう。

アドセンスとGA4を連携させる理由

アナリティクスとアドセンスを連携させておきたい理由は、大きく分けて2つです。

理由1:アドセンス狩り対策

アドセンス狩りとは、何者かが意図的にあなたのアドセンス広告をクリックしたり表示させることで、Googleから「不正クリック」だと判断させる行為のことです。

不正クリックだと判断されるとあなたのアドセンス広告の配信が停止させられることがあります。

でも、アナリティクス(GA4)を活用すれば、不正クリックを発見することができます。

どの地域からどのくらい広告がクリックされているかを、アナリティクスで細かく見ることができるので、不審な動きがあればアドセンスに報告することで、広告停止を免れることも可能となってきます。

また、既に広告が停止されてしまった場合にも、不正クリックが行われたことをデータ付きでGoogle側に証明することが可能になるんですね。

理由2:数値を分析するため

アナリティクス上から、アドセンスの数値を細かく見ることができます。

そのため、アドセンスの数値が著しく悪化してしまった場合などに、アナリティクスと連携していれば、その要因を探ることが可能になってくるわけですね。

【図解】アドセンスとGA4を連携させる手順

ここからは、実際に連携する手順をお伝えしていきます。

まずは、アドセンスのアカウントにログインしましょう。

「アカウント」⇒「アクセスと認証」⇒「Google アナリティクスとの統合」へと進めます。

「+ 新しいリンク」をクリック。

連携したいサイトを、リストから選択します。

「リンクを作成」をクリックすると、連携作業が完了です!

リストに追加されたら、作業が完了した証拠です!

アナリティクスのアカウントにデータが表示されるまで、最大で 24 時間かかることがあります。


2.GDPRメッセージを作成する

GDPRメッセージの作成についてはこちらを参考に行ってください


3.税務情報の提出

次に、あなたがどこの国に居住しているのかをGoogleに伝えるために、税務情報の提出を行う必要があります。

この手続きをしないと、銀行口座に振り込まれる金額が減ってしまう可能性がありますので、忘れずに手続きを済ませておきましょう。

解説はこちらでしていますので参考にやってみましょう ↓

アドセンスの氏名が日本語表記の状態で、税務情報提出時はローマ字表記でフォーム送信すると、後日「本人確認書類」が求められることがあります。
その場合、案内通りに身分証明書を提出すれば、Google側で氏名欄をローマ字表記に書き換えしてくれます。(2024.12時点)

4.アドセンス広告コードを設置・表示させる

ここまでできたら、いよいよアドセンス管理画面から広告コードを発行しブログに設置していきましょう!

アドセンス広告の種類

現在、Googleアドセンスが提供しているアドセンス広告は以下の5種類です。

検索エンジン(広告)」が表示されていない場合は、現在はまだ使用できないということになります

①ディスプレイ広告
②インフィード広告
③記事内広告
④Multiplex(マルチプレックス)広告
⑤検索エンジン広告

この5つの広告の中で、メインに利用すべきなのがディスプレイ広告』と『Multiplex広告です。

この二つの広告タイプの具体的な設置個所は以下の通りとなります

ディスプレイ広告1(タイトル下)

ディスプレイ広告2(目次上)

ディスプレイ広告3(記事中)

Multiplex広告(記事下)

現在、アドセンス広告は一つの広告コードを記事中に「いくつでも」貼ることが可能なため、例えばディスプレイ広告を一つだけ発行して、そのコードを使い回すこともできます。

しかし、あえて私が設置箇所別に3つに分けてコードの発行をおすすめしているのは、その方が枠ごとの収益性を分析しやすくなるためなんですね。

枠ごとに分けることで、

「タイトル下の広告1枠で、どのくらい収益が出ているのか」
「どの広告が、一番収益性が高いんだろう?」

といった分析が、後々できるようになります。

全て同じ広告コードを貼っていたら、「全部で○円」というようなざっくりとした数字しかわからなくなってしまうので、広告コードを発行する場合は必ず分けておくようにしましょう。

広告コードを取得する方法

それでは早速、広告コードを取得してきましょう。

まずは、アドセンスの管理画面にログインします。

ディスプレイ広告

『広告』⇒『広告ユニットごと』⇒『ディスプレイ広告』をクリック。

以下の箇所に、それぞれ入力&設定していきます。

①広告ユニットの名前を入力します。
※「タイトル下」「目次上」など設置箇所を入れておくと、後々見返した時にわかりやすいのでおすすめです。

②「レスポンシブ」のままでOK。これを選択しておくと、スマホやPC、タブレットなどデバイスに応じて自動的に広告サイズが調整されます。

③「作成」をクリックすると、広告コードの発行は完了です!

こちらが、実際にWordPressに設置する広告コードになります。

ひとまず「完了」をクリックしてこの画面を閉じ、同じ流れで

  • ディスプレイ広告(目次上)
  • ディスプレイ広告(記事中)

のコードをそれぞれ取得していきましょう!

Multiplex広告

Multiplex広告については、以下の記事を参考にしてみてください。↓

ここまでできたら、あとは「タイトル下・目次上・記事中」への広告設置設定をしていきます

Cocoonユーザー

まず先に、アドセンス管理画面にログインし、ディスプレイ広告を【①タイトル下 ②目次上 ③記事中】それぞれ一つずつ作成しましょう。


これと同じ要領で、②目次上 ③記事中のディスプレイ広告も作成してしまいましょう

ここまで出来たら、アドセンス管理画面の「広告」から一つずつ広告コードを取得します

まずはタイトル下の広告コードを取得しましょう 

ここまで出来たらワードプレスに進みます

タイトル下にディスプレイ広告を設置する

外観⇒ウィジェットに進み以下の通りに広告コードを設置します

目次上にディスプレイ広告を設置する

一旦、アドセンス管理画面へ行き、目次上用の広告タグをコピーしてきましょう

その後、ワードプレスへ行きます。

記事中にディスプレイ広告を設置する

再びアドセンス管理画面へ行き、記事中用の広告タグをコピーしてきましょう

その後、ワードプレスへ行き「Cocoon設定」⇒「Cocoon設定」へと進みます。

下へスクロールします

下へスクロールします

下へスクロールします

ついでにPR表記設定も行っておきましょう

PR表記は「ステマ対策」に行うもので、「このページには広告が含まれているよ」ということを明示するための表記のことです

一番下までスクロールして、変更をまとめて保存ボタンを押したら完了です

記事中に手動で広告を設置する

最後に設定した記事中広告のみ、毎回記事を執筆するたびに手動で広告を設置する必要があります。

ただし、ショートコードの[ad]を入力するだけで広告が表示されるようになります。

記事中広告を表示させるショートコード(以下のコードをコピペしての使用を推奨)
 [ad]

タイトル下・目次上・記事中それぞれの広告の表示を見てみましょう ↓

手動で設置する記事中広告は、基本的に書く見出しのすぐ上に設置します。ただし、広告と広告の間隔が近すぎるとペナルティ対象となるため「スマホで視聴した時に3スクロール以上離れていること」を目安に設置しましょう

これでアドセンス広告の設置は以上です