Kechanは片腕生活になりました…【トゲは抜くべきか?抜かずに痛みに耐えるべきか?】<メルマガ見逃し版>

MEMO
こちらは2022年2月28日に配信したメルマガを
読み逃した方向けの記事です
読者さん。
こんばんは。Kechanです(^-^)

 

今日で2月も最後。

ほんの少し前に明けたばかりの2022年も

あっという間に2カ月が過ぎてしまいましたね。

そして、日々感じる朝晩の冷え込みも

徐々に緩んでいるような気がしますので

着々と春の訪れを感じますし

寒がりな私にとっては嬉しい限りです(^-^)

 

そんな春うららかな季節にワクワクする一方で、

世界ではロシアがウクライナに侵攻し

多くの死傷者を出しているという

とても悲しい出来事が起こっています。

 

世界はまだ

「ウイルス」の問題も片付いていないというのに

自分の利権や感情だけで

人が(自分の意思で)人を傷つけ、

更なる問題を増やしている場合じゃないだろ…

というのが正直な思いです。

 

この時代は本当に「一寸先は闇」ですよね…

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さて唐突ですが、実は先日、

私は右手の手術を受けてきました。

 

私のメルマガをお読み頂いている方は

すでにご存知かもしれませんが、

私は元来、手のひらに

『腱鞘炎』が起こりやすい体質なようで、

特に持病である糖尿病を持っていると

より発症しやすいと言われています。

 

そしてもうかれこれ15年ぐらい前から

時折、各指の付け根から

手のひらの中心辺りにかけての部位に

炎症・痛みが起こる事で、

指の曲げ伸ばしが出来なくなってしまう症状が

起こるため、今回もその『腱鞘炎』の

治療手術を受けて来た、ということなんです。

 

この手のひらの『腱鞘炎』ですが、

実は今回が6回目(6カ所目)でした…(;’∀’)

 

一番最初に発症したのは15年ほど前。

右手の中指から始まり、その数年後に左手の薬指、

その後に左手の人差し指、右手の人差し指…

といった感じで、まるで恒例行事のように

痛みと不便さが1~3年単位で訪れます(笑)

 

なのでもう、主治医とも

すっかり顔なじみになってしまっているので、

私も(そろそろこの痛みも限界だな…)と感じて

受診に訪れる度に、検査結果を見た主治医から毎回

 

「今回もかなり酷いですね。

また手術で行きましょうか?」

 

と促され、即OKする…という流れになります(笑)

 

ただ、今回においては

今までと違う事がありました。

それは

 

右手の「薬指と親指」の2カ所が同時に発症したこと。

そして特にこの「親指」を曲げられないことが

それまでと比べてどれだけ大変かが

良く分かったことでした。

 

利き手である右手且つ親指が使えなくなると

殆どの日常生活に制限がかかります。

例えば

 

・箸が持てない

・目の前のスマホが持ち上げられない

・自転車や車の運転が全くできなくなる

・指相撲ができず不戦敗となる

 

などなど、意外と日々の生活に

支障が及ぶことに気づかされました。

 

そして実際に手術を受けると

傷口の回復までは一切、

水に濡らすことができないため、

ほぼ左手一本の生活を余儀なくされます。

 

普段、難なくこなせていることが

殆ど出来なくなるわけなので、

こういう時に改めて『健康』でいることや、

『当たり前にできる事』がいかに有難い事かが

身に染みてわかるものなんですよね(^-^)

 

~手術前の控室で出会った夫婦との会話で気付かされた事~

今回で6回目の手術ともなると

さすがに私もそれなりに要領がわかっていますし

ヘンな「慣れ」みたいな余裕が生まれるものです。

 

手術日当日は、

同じ手術を受ける患者さん同士が集まる控室

のようなスペースで私は一人、

手術予定時刻まで待機していました。

 

控室内で本を読んで時間を潰していると

部屋のドアが開き、そこに30代ぐらいの

ご夫婦らしき二人が入ってきました。

 

そのお二人は私に会釈をすると、

私の座っている席の斜め前辺りに座りました。

 

私は、お二人に対して

「今日、手術のご予定ですか?」と聞くと、

女性の方が

 

「ええ。主人の手の腱鞘炎がひどくて、

整体などでも治療を受けてみたのですが、

全く良くならなかったので

こちらの先生を見つけて診てもらった結果、

手術を受ける事になったんです」

と仰っていました。

 

話を聴いた限りでは

そのご主人は今回初めて

手のひらの腱鞘炎になってしまったようで、

今まで手術自体、受けたことが全く無い、

健康体そのものだった、ということでした。

 

ご主人はパッと見、

まるでラグビー選手のようなゴツイ体をした

色黒の方なのですが、その見た目とは裏腹に、

見るからにビクビクしているというか、

とても緊張しているように見えました。

 

私は思わずそのご主人に

「手術といっても15分ぐらいで終わりますし、

痛みだって、最初の麻酔を打つときに

少し痛みを感じるぐらいで、麻酔が効いてしまえば

痛みはないのでそれほど怖くはないですよ」

 

と、まるで自分が執刀医であるかのような口ぶりで(笑)

私なりのアドバイスをして差し上げました

 

すると、それを聴いた奥さんが

 

「ですよねえ。

この人とても怖がりなんで

手術も相当悩みに悩んで決めたんですよ」

 

「ほら!仰るとおりじゃない!

ずっと続く痛みに耐える事にくらべたら

たった一回の手術の痛みなんて何でも無いんだから!」

 

と、まるで小さな子供に言い聞かせるかのごとく

ご主人を諭していました(;´∀`)

 

その後は、先に私の手術の順番になったので

そのご夫婦には別れを告げた後、手術に臨み、

術後は帰りの電車で家路に向かいました。

 

 

ちなみに術後の状態はこんな感じです

 

※手に包帯を巻かれているだけの画像ですが

苦手な方は閲覧をお控えください

術後の手の画像

 

帰りの電車内でふと、

さっきの夫婦との会話を思い出していて

私は思った事がありました。

 

それは

 

【自分に刺さったトゲは抜かない限り

 ずっと苦しく痛い状況が続くもの】

 

ということでした。

 

ここで言うトゲとは

自分が抱えている、あらゆる

「苦しみ・辛さ・不便さ・不幸せ感・不満……」

といったものに言い換えられます。

 

思えば私も、サラリーマン時代は

ずっとこのトゲが心に刺さったままなのに

その痛みや不快感に耐え、

時にはそのそぶりさえも周囲に見せないようにしながら、

このトゲをいつか誰かに抜いてもらう事だけを

ひたすら待っているような生活を送っていました。

 

(自分の将来はこれからどうなるんだろう?)

 

(お金や健康の問題が一層大きくなったら、
 俺はどう生きて行ったらいいのか…)

 

(ずっとこのまま嫌な上司や先輩の下で

 働き続けなきゃならないのか。)

 

(自分は何のために生まれて来たんだろう。)

 

誰かが、国が、世の中が

もっと良くしてくれないかな。

 

こんなことばかり考えながら

ただただ毎日、深く突き刺さった【トゲ】を

自分から抜こうともせずに、ある日突然

いきなり抜けてくれる事を信じて、

ただ待っていただけでした。

 

でも、そんな「奇跡」みたいなものを待っていたら

あっという間に自分の人生なんて終わってしまうんですよね。

 

 

今回の手術のおかげで、

術後の状態も良好でしたので、

現在は完全に元の生活に戻る事ができました(^-^)

 

 

また、幸いなことに

今の私はパソコン一台ネット環境】さえあれば

いつでもどこでも自由に仕事ができる生活ですから

極論を言えば「寝たきり」になったとしても

この仕事をし続ける事が出来ます。

 

それも、5年前
それまで自分に刺さっていた大きな【トゲ】を抜くため、
サラリーマンの世界から足を洗うための

小さな決断と行動』が全ての始まりだったんです。

 

 

なのでもしも今

※※姓に変わります※※さんが自分に刺さった【トゲ】を抜いて

身も心も快くなりたいと願っているならば、

サラリーマン時代の私のような考えや行動は

決してマネせず、『小さな決断と行動』を

是非されてみてください。

 

そうすればきっと、これからの人生が

大きく変わっていくと思いますので!

 

Kechan

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